第3回 パネルラインでSFチックにしてみよう!
SFモノに見られるパネルラインと言うかパターンがありますよね?
でも、実際塗装で表現するのは大変そう・・・。
で、いつものお手軽加工で雰囲気だけでも!
before
after
1) モデルは逆さムサイのナンちゃってエンプラくん^^
先ずは対象画像の切り抜きが済んだ所から。
切り抜き方は『イラスト風〜』を参照。
パターン用のレイヤーを用意しておきます。
レイヤーパレットは右の様になります。
2) パターンレイヤーに加工をしていきます。
先ずは全体を白で塗りつぶし、『ノイズ』を加えます。
『フィルター』→『ノイズ』→『ノイズを加える』を選択。
右の様なウィンドウが出てきます。
「ノイズの量」は適当です^^。
気に入った効果が得られたらOKボタン。
3) ノイズを加えたレイヤーに『モザイク』をかけます。
『フィルター』→『ピクセレート』→『モザイク』を選択。
右の様なウィンドウが出てきます。
「セルの大きさ」も適当です^^。
気に入った効果が得られたらOKボタン。
『イメージ』→『色調補正』→『彩度を下げる』で、グレーにしておきましょう。コイツをコピーしてパターンレイヤーを3枚〜5枚作ります。(エンプラはパターンレイヤー+コピーレイヤー3枚)
4) で、それぞれのパターンレイヤーを変形させます。
一つは縦に長くしたり、もう一つ横に伸ばしたり、あと拡大したりとか。
この時、それぞれのレイヤーのコントラストを上げておきましょう。
『イメージ』→『色調補正』→『明るさ・コントラスト』少々キツメでも良いと思います。
5) 続いてそれぞれのパターンレイヤーの透明度を適当に落として各レイヤーが透けて見えるようにし、各レイヤーの位置をずらして気に入ったパターンを作ります。
この時、それぞれのレイヤーに再度コントラストや透明度の微調整を加えましょう。
気に入った効果が得られたらパターンレイヤー群の画像を統合します。
6) さて、このパターンを貼り付けたい機体に合わせます。
パターンの透明度を調整して下の画像が透けて見えるようにしておいて画像を変形させます。
『変形』から『回転』や『遠近法』『自由な形に』とかでそれらしく^^
大きなパーツ毎に区切って変形させるとさらにそれらしくなるでしょう。(私はそこまでやってませんが(^^ゞ
7) ある程度納得(妥協?)出来たら、パターンレイヤーの不透明度を100%に戻して、描画モードを『乗算』に。
らしくなりましたかね(^^♪
好みでこのレイヤーをコピーして位置をずらしたり、不透明度を変えたり色調を変えたりして変化や深みみたいなものを加えると良いでしょう。
気に入った効果が得られたら余分な部分は削除します。
背景やライトなんかの細工を施して完成です^^
最終的にはレイヤーを統合し、適当な画像サイズにしてJPG形式で保存しています。
(クリックすると別ウィンドウで開きます→)
相変わらずお手軽です^^
本来3DCGソフトなんかのマッピングが使えればもっとリアルに出来るんでしょうね〜
今回のポイントは、パターンレイヤーの作り方と、何処まで機体に合わせて変形できるか?でしょうか。
次回は・・・?