第1回 イラスト風にしてみよう!
TOPのガンタンクや目次のページのザクの画像。
いわゆる『デジラマ』とは違うイラスト風の処理をしています。(パッと見Illustratorのデータっぽい?)
こういうのも面白いんじゃないですか^^
before
after
1) まずは元画像をレイヤーコピーします。
そのレイヤーの下に新規レイヤーを作り、仮にビビッドなカラーで塗りつぶしておきます。
これは切り抜きが見えやすい様にする為なのであくまでも仮のですから何色でもいいです。
レイヤーパレットはこんな感じ→
この時点で別名で保存しておきましょう。
勿論Photoshopデータで。
2) 画像の切り抜きには『なげなわツール』や『パス』を使った方法等色々ありますが、私は専ら『多角形選択ツール』で選んでデリートし、入り組んだ部分は『消しゴムツール』を使って消していきます。(お手軽ですから^^)
拡大して少しずつ消していきましょう。
3) 切り抜いた画像のレイヤーにフィルターをかけます。
『フィルター』→『アーティスティック』→『カットアウト』を選択。
右のようなウィンドウが出てきます。
『カットアウト』はポスター画のような単純化した効果が得られます。
プレビューを見ながらオプションの数値を色々試してみましょう。
気に入った効果が得られたらOKボタンを。
4) こんな感じでしょうか。→
このフィルターをかけたレイヤーをコピーします。
で、このコピーしたレイヤーにさらにフィルターをかけます。
『フィルター』→『表現方法』→『輪郭検出』を選択。
5) 輪郭が現れましたよね。
でも、このままでは下の画像が見えません^^
6) 輪郭のレイヤーの『描画モード』を変更します。
『乗算』を選択。
解りやすいようにレイヤーの名前を変更してます。これぐらいのレイヤー数なら名前を付けなくても全然OKですけどね^^
7) おぉ!下の画像が現れましたね〜
後はバックのカラーを変更したり、好みでカットアウトのレイヤーの色相・彩度を調整したり、『文字ツールでロゴを挿入したり・・・
完成です^^
最終的にはレイヤーを統合し、適当な画像サイズにしてJPG形式で保存しています。
(クリックすると別ウィンドウで開きます→)
めちゃめちゃお手軽ですね^^
ポイントは輪郭の検出と描画モードの選び方でしょうか。
いろいろバリエーションがありますのでまた次回!