Vehitle 【ローテ・ブリッツ】

『火星甲殻団』 と ヴィートル

”ヴィートル”とは、甲虫を意味する Beetle と、車両を意味する Vehicle からなる合成語で、Vehitle’あるいは V-TLと表記する。基本形として胴体左右側面に三対の引き込み式歩脚(ウォーカー)を持ち、腹部に高速機動用の走球(ボーラー)を一基装備している。主燃料は水素、ボディ前部には1対2個のレドームの他、アンテナやセンサーが突き出してる・・・。
小説『火星甲殻団』の作者、川又千秋氏のあとがき(文庫版)によると、ヴィートルの基本アイデアは横山宏氏及び小林誠氏とのやり取りから出てきたもので、およその世界設定が固まった後、川又氏は小説を『SFマガジン』で、横山氏はスクラッチしたモデルを『Model Graphix』で発表したとある。後に、文庫本等のカバーや口絵には横山氏の制作したモデルの写真が載っており、挿絵も横山氏がイラストを描いている。
【ローテ・ブリッツ】は本編の主人公格のヴィートルの名前で、”赤い稲妻”の意。暗褐色のボディーカラーと稲妻のように素早い機動能力からのネーミング。横山氏のローテ・ブリッツはピンポン玉をベースに制作されている。
・・・云々。

何となくナウシカに出てくるウシアブっていう蟲に似てませんか?


ベースは会社で不要になったパソコンのマウス。


『火星甲殻団』よりローテ・ブリッツです。
マシーネンモデラーwaterさんのHP『How to enjoy Maschinen Krieger』での企画【Vehitle Contest】に参加した作品です。
当然キットなど無いので流用パーツでのでっちあげモデリングです^^
一応、初代搭乗者カラム・B・ガラムが駆るローテ・ブリッツ(非武装で快速自慢)をイメージして制作しました。
しかし、じぇんじぇん『快速〜』な感じにならず、いっそのことツノでも付けてローテ・ブリッツならぬローテ・コメート(赤い彗星)にしてやろうかとも(いや、マジで)。

(画像にカーソルを合わすとコメントが読めますです^^)


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